リーダーファイル＃４７

２年前の１０月、２日後にアワナオリンピックを控えた木曜日の夕方、長女の学校から電話がありました。「少し熱があるようなので迎えに来てほしい」とのことでした。幸い微熱でしたが、何人かのリーダーやクラバーに「熱が下がってオリンピックに行けるように祈って下さい」とメールしました。そうしたら「祈ってるよ、あんたがおらな聖書クイズ困るやん、絶対治ってよ」という返信をもらいました。長女はゲームの実力は微妙ですが、暗記の賜物は豊かに頂いていて、聖書クイズではけっこう活躍していたんです。

暗記の得意な小学生なんて、「ひとりだけ勉強できて」とやっかまれることはあっても、仲間の役に立てたり「あんたがおらな困る」って言われることなんてめったに無いのに、アワナってすごいなと、その時思いました。スポーツが得意な子も、暗記が得意な子も、手先が器用な子も、それぞれその賜物が認められて仲間の役に立てる。神様の体になる、ってこういうことなんだなあ、と思いました。

お祈りのおかげで次の日には熱も下がりましたが、大事をとって学校を休ませ、無事オリンピックに行き聖書クイズもがんばることができました。ただ、次の年オリンピックの前に「学校休んで聖書クイズの勉強していい？」と長女が嬉しそうに聞いてきたのには困りました。

Y. I.（T&Tリーダー、四日市キリスト教会）