Awana Clubs International

リーダーファイル#98

Awana では私にも年に2 回ほどメッセージをする機会があります。私は人前で話すことの多い仕事をしていますが、Awana の時はどんな時よりも緊張します。子どもたちの反応がすごくはっきりしているからです。11 月にラザロの復活のお話が担当になりました。ラザロの復活のことは、聖書の中でもちょっとしか出てきません。「ラザロが病気だとの知らせがあったのにイエスさまはなかなか来てくださらなくて、ラザロは死んでしまいました。でも、イエスさまは死んだラザロをもよみがえらせました。やっぱりイエスさまはすごいね。」で終わってしまいそうで、困ってしまいました。br>

去年のリーダー研修会でメッセージをする時の大事な心構えを学んだことを思い出しました。自分の中で何を伝えたいのかはっきりしていることがとても大事だと思いました。それから福音書をはじめから最後まで読んでみました。解説書も読みました。すると、イエスさまの生涯の中でこの事件はとても重い意味を持っていて、パリサイ人たちにイエスさまを捕える決心をさせる決定打になったことや、イエスさまが病む人の癒しだけでなく死をも手中に治めておられることを示すことなどがよくわかりました。メッセージ準備の過程は大きなめぐみだったと思います。当日はいつもどおりひどく緊張しましたが、前の時よりも子どもたちに伝わった気がしました。

Y. M.(T&T リーダー、内灘聖書教会)